大島紬　秀円のブログ

　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　今秋、封切が決まりました映画「半次郎」の試写会に招待されまして行ったきました。


　冒頭、榎木孝明さんの挨拶から始まり・・・いよいよ放映が始まります・・・・。


　この日を楽しみにしていた私！！オープニングは胸躍る一瞬です。


　いきなり戦闘シーンから始まり迫力ある映像に圧倒され感激いたしました。


　「雨は降る降る　人馬はぬれる　こすにこされぬ　田原坂」・・・田原坂での有名な言葉です。


　「馬上豊な美少年」・・・薩摩の青年がモデルと言われています。


　ここでの美少年は今で言う「美・少年」ではなくて！本物の男の心意気が美しく見えたのでは


　ないでしょうか・・・・。


　何と言っても榎木さんが凄かった！！少年時代の半次郎から陸軍少将の桐野利秋まで見事に演じきって


　最後の最後まで素晴らしかったです。


　共演の俳優人では白石美帆さん！彼女もとても良かった。幕末時代の京都の女性を見事に


　描写していました。


　三番大隊指揮長　永山弥一郎役の　エグザイル　アキラの演技もこれまた凄かった目頭が熱くなるほどの


　戦いのシーンに改めて　アキラさんの素晴らしさを実感いたしました。


　そして！一般公募で見事に「西郷隆盛」役を手中にした指宿出身の田中さん。

　
　半次郎と初めて出会うシーンでのセリフは一瞬ドキッとしました。私が学んでいたメソッド演技に


　似ていたからです。プロの俳優さんではないですから上手いとまではいきませんが・・・


　そのリアルな演技は一瞬、釘付けになるほどでした。とても素晴らしかったです。


　


　



　ラストはやはり城山でのシーンです。



　子供時代から城山西側のふもとでもある原良校区で育った私・・・「維新の獅子」達の話は興味が


　人一倍ありました。


　
　校区には、あの薩摩藩家老である小松帯刀の屋敷跡も残されています↓　



　http://washimo-web.jp/Trip/Komatsu/komatsu.htm



　坂元竜馬もここを訪れたと記録があるみたいです。


　
　城山岩崎谷の方面へも遊びに行きました。でも子供ながらに何かを感じとっていたことを思い出します。


　城山北側に面しているせいかなんとなく暗く湿気があり・・・。そこを通った時の記憶はなぜか


　雨の日が多かった様な気がします。　　自分の情報や記憶がそうさせてるのかもしれませんが。


　その場所の雰囲気は言葉では言い表せない「何か」を感じます。


　是非、足を運んで感じてみては・・・・目を閉じて獅子達の想いを・・・・。


　

　本物のラスト・サムライの映画を見ました。


　鹿児島人はこの映画を絶対に見るべきです！！そして己の生きる様を映し　


　未来への糧となるよう感じてください！！


　「我が胸の　燃ゆる想いに比ぶれば　煙は薄し　桜島山」・・・今にみちょれ～～～～～～です。


　


　是非、公開の時には足を運んでくださいませ。